いじめの立場が入れ替わって成長できた

小学生の頃に私自身もいじめを経験しました。そして自分自身がいじめを経験しただけではなく、他の友達がいじめを経験しているのも周りから見ていた事もありました。その中でも私の中でも最も印象的に記憶の中に焼き付いている光景があります。

それは隣の席だった男の子が同級生の男の子にいじめられている光景でした。私の隣の席だった男の子は少し前まではとてもいじめっ子で、乱暴な男の子だったと言う記憶があります。しかしその男の子にずっと乱暴な事をされていた他の男の子たちが、ある日その男に対するお返しとしていじめを始めたのでした。

それまではやる側だったその男の子でしたが、ある日突然やられる側になりました。椅子に座っている男の子の椅子を蹴ったり、身体を少し叩かれたりしていたような記憶があります。しかしその男の子はじっとしたまま全く動かなかった記憶があります。泣く事もせず、ただ耐えていると言う姿が私の中でとても印象に残っているのです。

その男の子がいじめられている期間はとても短かったように思います。しかしその子にとってその日々は地獄の日々だったのではないかと思います。それ以降その男の子は人の気持ちを考える事が出来るとても優しい子になりました。元々は自分自身がそのように人をいじめていた立場だったのですが、いじめられる側になった事で人の痛みが分かる人になったのではないかと思います。どんな形であれ人をいじめると言う行為は許されるものではありませんが、成長する事が出来たその男の子は立派だったのではないかと思います。

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